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本来お仏壇は人が亡くなってからではなくて、そこに生活がある、生活があるからこそ、その人の心や暮らしの拠り所としてお仏壇設けられるべきものであると考えています。
しかし現実問題としてやはりお仏壇というものは、亡くなった人が入るものであるとか、元気で健康な家には必要はないと捉えがちであるので、実際お仏壇の需要が生まれるのは家の誰かが亡くなって初めてお仏壇に目が行くのが現状である。ところが往々にして今までそういった仏事や仏壇に縁の無かったお宅と言うのは、お葬式が出て来てお仏壇を求めて行こうとする時に初めての事であるから、足りのはお仏壇だけではなく当然お墓も無い、実際葬儀で多額な財政負担も担っていると言う経済的な困難状況であるとか、そう言いう経済的な事情を抱えている家庭が多いので全てを補っていくのは難しい。もちろん中にはすぐお仏壇やお墓を求められるお宅もおられますが、やはり悲しみに向き合う時や悲しみから立ち上がっていく時には心の拠り所、手を合わせる場所が必要だと言う事は人間にとってごく自然な姿であって大事な場所である。そういった時にお仏壇が無い暮らしよりは、お仏壇がある暮らしを中心として悲しみから立ち上がって行くと同時に癒されていくって言うか、人としてのグリーフケアが必要である。
お仏壇は買う事が出来ないが欲しいと言う需要が多いので隙間を埋める事が必要なので「お仏壇レンタル」する。
ただ、お仏壇レンタルそこにとどまるのでは無く、お仏壇に手を合わせる毎日の中、真の仏様を中心としお仏壇を拠り所とした暮らしが営まれいった時にその生活や自分の人生の中でお仏壇の必要性が生まれてきた時にきちっとした仏様をお迎えしようと、そういった物を中心とした暮らしを営んで行こうと言う気持ちが育まれていく事を一番大切にしたい事であって「お仏壇レンタル」は本質を補助していく形式である。
そして最終的には「お仏壇をいただいていく」。いただいた方々に明石佛壇店は届けていきたいと言う事を目指していきたい。